1-3「イメージ」を妨げるもの(2)

「イメージを妨げるもの」は正しいとされること。
もっと言うと常識や固定観念であり、その常識や固定観念、そこの上に成り立った規則や権利の上に立つ人々。

「イメージすること」によって、人は多くの真実を見つけてきました。そこから自らの可能性を拡げてきました。けれど、それによって見つかる真実が時にそれまでの常識を覆し、正しいとされていたものを間違ったものに書きかえてしまうこともまた多くあります。それをおそれる存在………それが「イメージを妨げるもの」なのです。

今の日本の社会では、なぜイメージする力を育てていないのか。イメージする事を奨励しないのか。イメージする者が苦しくなっているのか。それは、真実を見る目や力を持つものが増えるのがまずいと思う存在があるからです。そしてそれらのものに与えられた「誤った認識」「操作された情報」によって多くの人がこのイメージする力を奪われ、イメージする事の必要性を感じないままに毎日の生活を送るようになってしまっているのです。

なにが正しいことで、なにが間違ったことなのか。
その基準を決めているのは、同じ人間です。

正しいことと真実は必ずしも一致しません。
真実は下手をすると正しいとされること、思い込みや常識とされること、に覆い隠されて見えなくなってしまうことが非常に多いのです。(たとえば推理小説などのトリックではこれをうまく使っていますよね。)

何が正しいのか、何が間違っているのか。
それを決めるのは人ではありません。歴史と、時の流れと、この地球の上のすべての現象なのです。

「これでいい」「このままでいい」「これが間違いない」。あなたもその考えからちょっとだけ離れてみませんか。そうしないと「イメージする力」は育たないしその必要性さえも感じられなってしまいます。

「なぜこうするのだろう」
「何でこうなるのだろう」

常に「これでいいのだろうか」と考える力を持つこと、そこからイメージする力は生まれるのです。

たとえばそれが規則だとしても、人が作った決まりは完全ではないし真理でもありません。その時の便宜上の決まりがただ続いているだけのこともあります。時の流れの中で周りの変化に追いついていないのに、ただ伝統とか慣例という看板に守られていまだに常識として居座り続けているものも山ほどあります。

規則や常識、正しいとされることをただ“そのまま受けとめてまったく疑わない”こと。
それが「イメージ」を妨げる一番の大きなものなのです。

そこに気が付いて今すぐ「自分で考えること」をはじめないと、あなたもその正しいとされることや規則や常識に囚われたまま、感情も心もなくただ規則正しく動くベルトコンベヤーに乗せられて、そこに起きる理不尽や不条理な事を受けながら毎日を過ごす自分を気が付かないうちに受け入れていることになってしまいます。

大切なのは、自らで確かめること。
自らの感覚を信じて、自分で考えて自分で動くこと。

……そう考えていくとイメージを妨げる最大の敵とは、本当は何でしょうか。

イメージできるあなたはもうおわかりでしょう。それは、常識とか正しいとか、規則といった誰かの作ったものに振り回されている自分に気付かず、周りを見ることをやめ、真実を探ることをやめて、あきらめ力尽きてしまった「自分自身の心」に他ならないのです。

blind

Photo : Midori Komamura

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PROFILE

駒村みどり
【スマイルコーディネーター】

音楽活動(指導・演奏)、カウンセリングや学習指導、うつ病や不登校についての理解を深める活動、長野県の地域おこし・文化・アート活動の取材などを軸に、人の心を大切にし人と人とを繋ぎ拡げる活動を展開中。

信州あそびの杜学園長

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  信州あそびの杜学園

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笑顔をつなぐスマイルコーディネーター

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WebマガジンNgene特派員
(長野県の文化、教育、地域活性化などに関わる活動・人の取材)
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